おいしかった

現実逃避日記

第1回知育菓子レビュー

知育菓子って知ってますか?

ねるねるねるね」のように、粉とお水だけで作れる子供向けのお菓子のことですね。

昔はそれこそ、「ねるねる」みたいに練って作るだけだったり「おえかきグミキャンランド」みたいに粉からグミを作る、みたいな知育菓子が主流だったんですが

最近は物凄い進化を遂げていまして、なんと知育菓子でハンバーガーセットを作ることもできちゃうんですよね

しかも子供の成長に必要なカルシウムもたっぷり入ってて保存料不使用の健康に良いものも増えてきています

毎日様々な環境下でストレスに耐えながら働いているオトナの皆さん…たまには童心に帰って、粉とお水をまぜまぜする時間も必要…というわけで!

週 一 知 育 菓 子 生 活

始まります。

第1回「ぷるるんクラゲの水族館」

記念すべき第1回、作るのはこちらのお菓子。

クラゲ型のゼリーが作れるそうです。

完成イメージはイラストなので分かりませんが、水色っぽくて清涼感のある綺麗な出来上がりになるんでしょうね。楽しみです!

①クラゲの模様部分(パイン味グミ)を作る

トレーの型に粉をすりきりいっぱい入れる…ふむふむ

あっ…………死ぬほど難しい!!!!!!!!

くぼみが1センチ角くらいしかないから平らにならそうとしても指が入らない…!!てか余白のスペースも少ししかないから避けた分の粉が行き場無くて溜まる!!

これでは別の粉を入れるためのスペースに入り込んでしまう…普通にめっちゃやりづらいな…

出だしからグダグダになってますがなんとか型にピッタリ詰めました。

ここに水をかけてグミ状に固まるのを待ちます。

てかもうちょっと見やすく撮れなかったの?手元遠すぎだろ

②クラゲの本体部分のもとを作る

もう一個の細長いトレーに粉を水と混ぜます。これは後ほどソーダ味の液体に浸けることでゼリー状に固まるので、現時点ではドロっとした半透明の液体になっています。

ちょっと舐めてみると、何味とも言い難い謎の甘みが口の中に広がります。こういう部分がやっぱ知育菓子らしいですよね。子供はこれを喜んで美味しく食べれるんだから幸せで良いですよね。

③海(ソーダ味の液)を作る

これがクラゲゼリーを固めるための液になるわけですが、どんな原理で固まるのかはよく分かりません。

綺麗な青色で透き通ってますね。こうして見ると普通に美味しそうです。

④クラゲに模様ゼリーをつける

ふむふむ、さっき作ったクラゲのもとを付属のスプーンに注いで、そこに模様グミを沈める、と…

その前に、模様グミをトレーから取り出さないといけませんね。他の粉を混ぜてる間にいい感じに固まってるのではないでしょうか

どれどれ…

あ、けっこう粉〜…笑

まぁこの後の過程でまた別の液に浸かるわけですからその時に固まってくれるでしょう

このようになりました。今から海(ソーダ液)に入れて固めます。模様グミも思ったより綺麗に成形されたので上手くいきそうです

⑤クラゲを固める

ではスプーンを海に浸して…

……………

写真では分かりにくいのですが、トレーが浅すぎてスプーンが浸かりません。

どうにか傾けて深さを出しても尚クラゲはほぼ陸に上がっています。死ぬぞ?

…………………………

これが……………クラゲ…………………?

なにこれ…ペットボトルの飲み残しを3ヶ月くらい常温で放置した時にできるカビの塊みたいになってるけど…大丈夫…?

とりあえず4種類全部作ります。全部カビの塊みたいになった。

余ったクラゲのもとが勿体ないのでそれも全部ぶち込みました。もはや海とは呼べない有様になってしまいましたがこのまま3分程放置して固まるのを待ちます。

⑥完成

お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本物のクラゲってこんな感じだよね!

想定していませんでしたがなんともリアルな「触手」を作ることに成功しました。そんなわけないだろ

本体部分を切り離したのがこちらになります。この時点でもうパッケージのイラストとは完全に異なる物になっていますね。いただきます。

ぱく…うっわ…

きも…

ごめんなさい食べ物に対してこのような言い方したくないのですが結構ほんとに食感がきもいです。

みなさん「コロロ」というグミをご存知ですか?表面は分厚いオブラートの皮のようになっていて、中身は柔らかく滑らかな食感のジューシーなグミが弾けるようで美味しいんですよね。私はコロロ好きなんですけど

これは「弾けた時に出てきたのがジューシーでもなんでもなく、ただ固まり損ねた甘いゼラチンの液体」でした

知育菓子のゼリーだし、弾力のない安っぽい食感なんだろうな〜と思ってたらまさかのそれを超えて、表面だけ謎の膜状に固まっており、噛むとドロっとした液体が舌にジュワッ…と流れ出るという不快の表情をせずにいられない出来上がりとなっていました。

しかも模様グミと呼ばれていた部分はグミとしての自我が無さすぎる。こんなんお前もゼリーやろがい

唯一評価できるポイントとしては、気泡がキラキラしてて綺麗だったことくらいです。

まとめ

というわけで1品目「ぷるぷるクラゲの水族館」でした。

なんというか付属品のトレーが欠陥ミスすぎて全行程を通して作りにくかったな…

まだ手先の器用でない子供にこれを作らせるにしてはちょっと難しすぎますね。完成品も含めて虚無感がすごいです。

味はさておき食感もかなり好みが別れそうです。

これをパッケージのイラスト通りに完璧に作れる猛者がいましたらぜひ完成品を見せてください。またリベンジします。

次回作るお菓子は未定。お楽しみに。

ではバイバイ

おわり